各市役所には、その地域の過去の災害履歴地図
アボイドマップというものが保管されています。
この地図を見るたびに、
この地に住む人は何度も自然災害と向き合って来たんだなと、ひしひしと感じます。
倒木、崖崩れ、浸水のたびに
伐採作業、擁壁工事、堤防工事
でもまた台風でやり直し
大雨で別の場所が土砂崩れ
また工事
それでもまた…
不動産という人間生活に密着した仕事をしていると、改めて人が自然の中で生きている(生かされている)
ということに気づかされます。
先人たちが災害にも挫けずに、こうして今の街を作ってきてくれたのだと
アボイドマップを見るたびに、こうグッときている私なのですが、
市役所の人も、後ろの同業者の人も早くして欲しいようなので、そそくさと帰らざるを得ません。
残念だな、欲しいなアボイドマップ
家や土地を買いたい方、是非アボイドマップをみに行ってみて下さい。